「運動したほうがいいよ」「運動しないとな~」「何か運動してる?」など、こういう会話をよくしませんか?
おそらく『運動』って、みなさんが生活している中でも自然に行えていることのひとつでもあると思います。
では、みなさんは一番身近に感じて気軽に始められる『運動』とはどんなものが浮かびますか?
私は『歩く』『走る』がパッと浮かびましたが、どちらかというと『歩く』の方が身近な気がしますね。
さて、歩くことと運動にどんな繋がりがあるのでしょう。
運動とは?
体力の維持や向上を目的として、計画を立てて、継続的に行う身体活動。簡単に言うと『健康や楽しみのために体を動かすこと』です。
また、労働、家事、通勤・通学など日常生活上の体の動き一般を生活活動、安静にしている状態よりも多くのエネルギーを消費するすべての動きのことを身体活動と言います。
『歩く』と『ウォーキング』の違い
歩く・ウォーキングともに全身の筋肉を使う有酸素運動です。
普段みなさんが行っている『歩く』と、よく耳にする『ウォーキング』は何が違うのでしょうか?
歩くとは?
日常の動作。日常歩行
ウォーキングとは?
健康や体力の維持、改善、増進を目的とするもの。
【補足】散歩とは?
『歩く』と『ウォーキング』の間ぐらいで、気晴らしや健康のためにぶらぶら歩くこと。
ウォーキングについて
『歩く』『散歩する』はみなさんが日常生活で当たり前にとりいれていることだと思います。
日常生活で行っている『歩く』に『背筋を伸ばす』『腕をしっかり振る』『あごを軽くひく』を付け加えて歩くとウォーキングの姿勢になります。
▼魅力
時間や場所、年齢を選ばず気軽に体を動かせることが一番の魅力だと思います。
運動が苦手な方、健康維持のために、など理由は様々ありますが頑張る!というような力より「やってみようかな」「歩いてみようかな」ぐらいの気持ちで始められるのも魅力ですね。
▼メリット
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・生活習慣病の予防
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・骨粗鬆症の予防
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・基礎代謝の向上
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・脂肪燃焼の促進
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・ストレス発散 など
ウォーキングは一定の動作で行う運動にもなりますので、交感神経が活性化されポジティブな思考にもなりやすく、『幸せホルモン』と呼ばれるセロトニンも分泌されるのでリフレッシュ効果も期待できます。
全身の血流の流れも良くなるので内臓の働きも活性化され冷え性の改善にもなります。
『継続は力なり』コツコツと続けることも大切
日本人の健康維持のためには1日8000歩のウォーキングが適当とされています。
さらに、1日8000歩のウォーキングを週1~2日続けると10年後の死亡リスクが大きく低下するという研究結果もあります。
約20分以上ウォーキングすると有酸素運動としての効果が高まり、糖尿病や高血圧などの生活習慣病の予防にも期待できるので、「ちょっと体を動かしてみようかな」と思っている方は、まずは短い時間からスタートしてみてはいかがでしょうか?
体が慣れてきたら少しずつ時間や距離を伸ばしていくなど無理なくできる範囲で続けていきましょう。
最後に
コロナもあり、『運動』『健康』に対する意識も変わりつつあると思います。
また、テレワーク等で家にいる時間も長くなったり、デスクワークも増えたりしている方も多いのではないでしょうか?体を動かすことで、頭も体もすっきりしますよ!
元気で健康で過ごしていけるように、少しの運動というものをみなさんの日常の仲間に入れてあげてください。