森田 莞爾
Yuragi Outdoor オーナー
1994年生まれ、島根県出身。大学進学を機に大阪へ。
大学卒業後は一般企業に就職し、5年間のサラリーマン生活を経験。
その後、大学時代の同級生である現在の相方とともに独立を決意し、1~2年かけて開業準備を進め、2022年7月に【Yuragi Outdoor】をオープン。
お店は「アウトドアショップ×コーヒースタンド」という独自のスタイル。アウトドア好きな人々が集い、趣味を共有できる場を提供している。
キャンプに魅了されたのは10年前の大学時代。ダンスサークルの仲間と夏休みにキャンプへ行った時、隣にレトロで大きな車を停め、たくさんのランタンに囲まれ、ハンモックでくつろぐ"イケオジ"に出会う。
彼が持っていたギアのかっこよさに衝撃を受け、ランタンを貸してもらったことがきっかけで、「道具を楽しむキャンプのやり方もあるんだ」というキャンプの奥深さに気づき、それ以来キャンプに行くのも道具にこだわるのにものめり込んでいった。
キャンプの魅力は「非日常体験」と「楽しさを共有できるところ」。誰かと一緒に過ごし、新しいギアを見せ合ったり、「これいいね」と共感する——そうした時間こそがキャンプの醍醐味。そういった思いが現在の店舗のコンセプトにもつながっている。
Yuragi Outdoorではコーヒーにもこだわっている。提供するのはスペシャルティコーヒーと呼ばれる最高品質の豆。キャンプで飲むコーヒーは1~2杯程度だからこそ、本当においしいものを届けたいと考えた。
近所のスペシャルティコーヒー専門の焙煎所から仕入れ、淹れ方も学んだ。さらに、エスプレッソを学ぶために半年間カフェでアルバイトした経験も。コーヒーが苦手な人向けに、抹茶ラテやクラフトジンジャーエールなどのメニューも充実させた。
店名の由来は、人が本能的に心地よいと感じる不規則な揺らぎ「1/fゆらぎ」から。ショップのロゴは火の揺らぎ、草木や葉っぱのゆらぎ、水面のゆらぎ——これらに囲まれたキャンプ、というのを表現している。
今後の目標は、ショップの拡大移転。現店舗はコーヒースタンド付きの小さなアウトドアショップだが、将来的には「もっといろんな"好き"が共有できるコミュニティの場」を作りたいと考えている。
アウトドアショップとキャンプ場を併設し、コーヒーショップ、サウナ、バイカーたちの休憩スペース、ランニング・サイクルステーションなど、今よりも更にアウトドアアクティビティ好きが集まれる憩いの場所を提供するお店にしたい。
Yuragi Outdoorは初心者大歓迎。キャンプグッズを買わなくても、話を聞くだけでもOK。まずは気軽に遊びに来てほしい、と語った。
「家でも外でも楽しめて一生続けられる趣味」をお店やイベントを通して伝えていきたい。
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