茅野 まどか

1992年、高知県生まれ。
『WEBデザイナーという名の何でも屋』と『釣り』の仕事を主に行う二足のわらじ。

「本能の赴くままに生きる！」がモットーの釣りのおねえさん。
直感と行動力を武器に新しいことにどんどん挑戦してきた。釣りの世界に入るきっかけは、大親友の「バス釣り、絶対にハマるよ！」の一言。最初の三度目まで釣果はなかったが、ルアーの動きに魅了され、気づけばトリコとなっていた。

ただのプラスチックなのに自分の動かし方ひとつですべて変わり、生き物が生まれる。それがワクワクして、どんどん知りたくなった。
それ以来釣りが生活の一部となり、バス釣りから海釣り、渓流釣りへとジャンルを広げ、気がつけば毎週どこかのフィールドに立っている。
釣るときは一人で没頭し、釣れた瞬間は仲間と喜びを分かち合う。
風や気温など、魚が過ごす環境から思考や行動を予測し、試行錯誤しながら狙い通りに釣り上げたときの達成感がたまらないという。

釣りを通じて得たのは、楽しさや技術だけではない。
どれだけ準備しても、自然を相手にしている以上、思い通りにならないことも多い。 けれど、それがいい。釣りを続けるうちに、物事をコントロールしようとしすぎず、自然の中に心を寄せる大切さを学んだ。

「大好きな釣りを、もっと身近にすること。こどもたちが気軽に釣りを楽しめる環境を作りたいんです！」と熱く語ってくれた。
釣りを通して、日常生活では味わえない喜びや気付きが得られる。大人になって釣りと出会い、「こどもの頃に知っておきたかった！」と強く感じたからこそ、釣りを広めていきたいと思うようになった。

釣りが好きなこどもが増えれば、大人の釣り人も自然と増えていく。そんなサイクルが続いてほしい。大人もこどもも気軽に楽しめる釣りの入口をつくること。
そんな夢が叶い、サイコーに幸せな大物を彼女が釣りあげる日を、 私たちも心待ちにしている。