

シカちゃん
リユース業 買取・販売スタッフ
1991年、東京都生まれ。
保育士として6年勤め、子育てを機に一度その道を離れた。子育てに専念する日々の中で、「若いころにやりたかったことをやりたい。」と新たな一歩を踏み出すことを決意。カフェ店員や釣り具店での勤務を経て、現在はリユース業に従事しながら週末の釣りを楽しむ。
「釣りは人生なんです。」
熱く語る彼女が釣りの世界に足を踏み入れたのは、釣り具店でリールの組み立て作業がきっかけ。
次第に「このリールを使って、私も釣りをしてみたい。」と思うようになり、何事もチャレンジだと気負わずに始めてみたところ、思った以上に面白く、その奥深さに気づくとすっかり魅了されてしまった。
最初は仕掛けも何もわからなかったが、「師匠」と呼べる存在に出会い、そのアドバイスを受けながらめきめきと成長。何を釣るかではなく、釣りそのものを楽しむスタイルでマルチアングラーを目指しつつ、普段は東京湾でのライトゲームを中心に、渓流やブラックバスをはじめ、様々な魚との出会いを楽しみながら、特定の魚にこだわらず幅広い釣りを追求している。
釣りの魅力は、自然を相手にする難しさと達成感にあるという。
どんなに準備を整えても結果が出ないときがある。自然の前では「なるようにしかならない。」という心の余裕が生まれた。
「冷静さ」と「おおらかさ」。釣りで培われたこの資質と、諦めず挑戦を続けることで得られる喜びや考え方は、彼女のマインドも大きく変え、仕事にも前向きに取り組めるようになったと言う。
そして、次なる挑戦として掲げるのが釣りイベントのレポートやレビュー執筆。自分の感情を込めた文章を投稿して「おもしろい!」と評価されたことをきっかけに、自身の言葉で、感情で、多くの人に釣りの魅力を伝えていきたいと意気込む。
「猪突猛進!死ぬこと以外はかすり傷です!」満面の笑みでそう語った彼女は、さらにこう続ける。
「新しいことを始めるときのコツは、思い立ったら即行動!やってみて合わなかったらやめればいいんです。」その言葉には、自らの経験を通じて培った前向きな姿勢と、可能性を信じる力強さが感じられた。